2.2 動功2

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前回の続きです。太字の部分の簡単な解説です。

<動功>
1.スワイショウ
1.1 前スワイショウ
1.2 後スワイショウ
1.3 左右旋転スワイショウ
2.大乗八宝金剛禅
3.鶴形功
4.五行功
5.香功
5.1 初級
5.2 中級
6.返回功
7.自発動功


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4.五行功
  五行(ごぎょう)とは陰陽五行における五行を意味します。
  中国医学では、木、火、土、金、水(もく、か、ど、ごん、すい)という五つの基本要素から
万物が出来ていると考えています。そして、体の五臓、すなわち肝、心、脾、肺、腎も
それぞれ木、火、土、金、水の性質と関連しています。
  五行功とは動作、呼吸を組み合わせて五臓六腑を使う気功法です。


5.香功
  香功は中国芳香智悟気功とも言われます。練習すれば体の良いにおいと知恵が
 出てきます。初級、中級、上級とありますが、上級は中国本土で香功の伝人から一対一で
 習うしかありません。初級と中級を練習すれば体の良いにおいは皆、出てきます。
 今、中国で一番人気の高い気功法です。

5.1 初級
  健康と治療のための功法です。

5.2 中級
  能力の開発につながり、知恵が出てくる功法です。


6.返回功
  中国でも珍しい気功法です。
  「返回」というのは若返る、青春に戻る、という意味です。
  7種類の動作を組織立て、体内のホルモンを強くするための動作が多くなっています。
  気の元はホルモンと関係があり、体の中のホルモンを高めることで
  若返りにつなげます。


7.自発動功
  もとは人間や動物の体が自然に動く現象です。
  とくに疲れているときや病気のときは体の自然な反応として動きます。
  気功における自発動功は呼吸法をしたのち、体に自己暗示をすると
 少しずつ体を動くようになります。個人の性格や体の健康状態、敏感さによって
 動き方や激しさもが変わります。「自己発見」「自己治療」とも言われます。
  動くときは体内の邪気が外へ出ていきます。同時に良い気も入ります。

  最後に一番大事なことは「収功」を行うことです。元の状態に戻らなければ
 気功でいう偏差を起こしやすいです。最初は絶対先生の前でやることが肝要です。


  → 「タントウ」へ続く


2007.4.7 記 

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